この講座では、シリウスのような恒星の描き方をご説明します。 恒星は下図の4種類を描くことができます。 違いが判別できるように色は付けていません。
拡大画像は、見やすいように星の大きさを 2に設定しましたのでバランス的に大きく感じると思います。 大きさの数値を 0.3位のほうが現実的な大きさだと思います。 拡大画像 次に、上図 Star1 の入力記号を記しますので、記号・数値をコピーして、入力ステージに貼り付け、赤文字をい ろいろと変化させて下さい。 (Star1)
No.1 恒星を複数配置──────────────────────── では、次に恒星を複数配置してみましょう。 次の図のように、恒星の個数分だけ記号を増やして作画してもよろしいのですが、この方法では手間がかかり 過ぎます。 そこで、#declare galaxy_cluster_objects =○○; という記号を使ってみましょう。 No.2 複数配置記号 ──────────────────────────── 複数配置記号である #declare galaxy_cluster_objects =○○; を使えば、簡単に複数配置できます。 赤丸に配置したい個数を入れて下さい。 次の図は、恒星の種類を Star1、大きさを 1 、配置数を 5に指定したものです。 全部で6個の星が描かれました。 中央の星が指定した大きさ 1 の基準星です。 そして、その周囲に基準星 よりも小さい星が5個配置されました。 このように基準星を除く星の数が指定した配置数となります。 拡大画像 では、次の記号等をコピーして入力ステージに貼り付けてみて下さい。 上図と同じ画像が描けるはずです。 そして、赤色箇所の数値を変えて作画してみて下さい。
では、もっとたくさんの恒星を配置してみましょう。 大きさを 0.3 星の数を 50 にしてみました。 作画すると、次の図のように50個の恒星が中央に集結して不自然な画になってしまいます。 拡大画像 中央に集結した恒星を拡散させてみましょう。 No.3 拡散記号 ────────────────────────────── 拡散記号である #declare galaxy_cluster_spread =○○; を使えば、簡単に拡散できます。 赤丸に拡散したい数値を入れて下さい。 次の図は、上の図と同じ構成で、拡散記号を新たに付加し、数値を60 にしてみました。 拡大画像 中央に集結していた恒星が四方に拡散しました。 では、次の記号等をコピーして入力ステージに貼り付けてみて下さい。 上図と同じ画像が描けるはずです。 そして、赤色箇所の数値を変えて作画してみて下さい。
※しかし、この方法は Star1 しか使えません。 そこで、全種類の恒星を拡散するには次のようにします。 No.4 恒星(全種類)の拡散方法 ────────────────────── @のように、#declare galaxy_object_name = "";を冒頭に冠します。 次に、Aのように、恒星指定記号内の object を cluster に変えます。 これで Star1〜Star4 までの拡散が可能となります。 拡大画像 では、次の記号等をコピーして入力ステージに貼り付け、赤色箇所の数値を変えて作画してみて下さい。
No.5 着 色 ───────────────────────────── 次に、恒星の着色方法をご説明します。 お気付きと思いますが、着色指定をしなくても上図のように 若干、淡く着色されています。 これよりも色を濃くしたい、若しくは全恒星を白色にしたいという場合に 次のような着色記号を挿入します。 #declare galaxy_colour_turb =○; 赤丸内に任意の数値を入れます。 数値を 0に指定すると白色になります。 次の図は数値 0.4 に指定したものです。 背景内にも着色指定記号がありますが、 star と galaxyの 違いがありますのでご注意下さい。 拡大画像 では、数値をもっと大きくしてみましょう。 数値を2 にしてみました。 拡大画像 随分とカラフルになりました。 現実にはありえない恒星色ですが、イラスト素材としては利用できるでしょう。 では、次の記号等をコピーして入力ステージに貼り付け、赤色箇所の数値を変えて作画してみて下さい。
第7講座 彗星、流星へお進みください。 |